こんにちは

高津区二子新地 「しなやかな身体で、快適な毎日」

 

ボーテピラティススタジオのピラティストレーナー、向山敬子です

 

 

作業に夢中になってひと段落、身体を起こした時に「あっ!!」

ってこと、無いですか?


毎年この時期になると私の周りではギックリ腰になる人が続出します

一度ギックリ腰になってしまうと生活が不自由になるし、ただでさえ忙しい年末なのにやらなきゃいけないことが進まないし、治療費がかさんだり、動けないから太っちゃうしと良いこと無いですよね

 
冬は寒くて筋肉が硬くなり易い上に身体は丸まり、着るものや荷物も多く身体に負担をかけています

そして、年末と言えば「大掃除」

そして「年賀状」書きですね

お節作りも⁉︎

昔に比べたらそれ程大イベントではなくなってきている感は有りますが、それでもやりますよね

私も一年の感謝の意味と、神聖に新年を迎える為に少しずつ掃除しています

私の場合、少しずつってのがポイントなんです

逆に一気にやってしまおうという手も有ると思いますが、ずっと同じ姿勢を続けると確実に腰を痛めることが予想されるので一箇所ずつやってます

これをやったら腰を痛めるだろうなと予想している人はそうならない様に対策をすると思いますが、何か作業をしている時ってそのことに夢中になってしまい身体のことまで気が向かなくなっていませんか?

そうならない為にも、ピラティスのエクササイズで普段から意識付けしましょう

ところで、何か作業をしている時の姿勢ってどんな形?

大抵前屈みになってませんか?

ずっと前屈みの姿勢を取り続けると、常に腰に重力の力が働き、腰に負担をかけてしまいます

なのでその姿勢でしっかりとお腹を働かせることで、腰を守ることが大切になります

その為に普段から骨盤底筋と腹横筋を働かせていきましょう

骨盤底筋と腹横筋??

言葉がちょっと難しいですが、簡単に言うとおしっこを我慢しながら下腹を引き入れる感じです

骨盤に近い深層の筋肉を働かせることで腰を守ります

普段レッスンを受けている方は、先ず仰向けの状態で深層筋に意識を向けていくと思いますが、日常生活で仰向けで過ごすことはあまりありませんよね

なので、どんなポジションでも仰向けの時と同じ様に深層筋を働かせることが大事になってくるんです

年末大掃除や年賀状書きにとる前屈みの姿勢に近いものとなると、エクササイズとしては四つん這いのポジションですね

四つん這いのポジションではお腹が空中で下を向く為、重力に負けない様によりお腹を引き入れることが大切になります

重力に負けるとお腹の力が抜け、腰に負担をかけてしまいます

なので、四つん這いで骨盤底筋や腹横筋を働かせる呼吸を練習してみて下さい

形としてはこんな感じです


ヨガを受けたことの有る方はやったことが有るポーズだと思います

四つん這いの状態でピラティスの呼吸にチャレンジしてみましょう

3-4回で構いません

毎日少しずつ、積み重ねが大事です