こんにちは
高津区二子新地「しなやかな身体で、快適な毎日」
ボーテピラティススタジオのピラティストレーナー、向山敬子です
ピラティスで美しい姿勢は、
主に「骨盤」と「肩甲骨」の位置で判断します
骨盤?
肩甲骨ってどこ?
大体、腰の下の辺りと背中の上の辺りって感じでしょうか
今日は、その「骨盤の位置」についてお話ししますね
もう少し骨盤について説明すると、
お臍の下辺りに有る骨の集合体で、
脚と背骨の間で身体を支えるとても「重要な場所」になります
一般的には「腰」という言い方でも良いかと思います
ちなみに「腰」という字は、「月」に「要」と書きますよね
「月」は「身体」を示すので「身体の要」と、とても重要な部分であることが分かります
その骨盤の理想的な位置をピラティスでは「ニュートラル」と呼んでいます
「骨盤のニュートラル」
マニュアル車を運転されたことの有る方だったら、ギアをニュートラルにするというので何となく想像できるかと思います
ニュートラル = 中間、真ん中
とかいう意味ですね
寝た状態では「床と平行」
立ったり座ったりした状態では 「床に対して垂直」 を基準としています
骨盤の形はその方によって個人差が有るのでこれが絶対では有りませんが、これを基準として考えます
その骨盤が、ニュートラルに対して
後ろに倒れている状態を「後傾」
前に倒れている状態を「前傾」と呼びます
骨盤が後傾しているとどんな姿勢になるかと言うと
骨盤に繋がって背骨は後ろに大きく傾き、バランスをとる為に頭は前に突き出します
いわゆる「猫背」ですね
逆に骨盤が前傾していると、
お腹が前に突き出した「反り腰」になります
「猫背姿勢」を長くとると、腰が後ろに倒れることでお腹に肉がたまり(ソファにずっとだらんとしてる感じですね)
頭を前に突き出し続けると、約4キロ有る頭の重さを首で支えることになるので、首こり、肩こりの原因になります
逆に「反り腰」姿勢は腹筋の力が働き辛く、腰痛になり易いです
以上の様なことからも、「骨盤をニュートラルにする」ということが、色んな痛み等から身を守ってくれるということが分かりますね
それが結果的に痛みの無い「美しい姿勢」に繋がるんです
年末は座りっぱなしになることが多い方もいらっしゃるのではないでしょうか
時々骨盤を前に後ろにと動かしてみて下さい
とにかく固まった状態は血流を悪くして痛みを引き起こすことに繋がるので、動かして血液の流れを良くし、
そしてあなたの骨盤のニュートラルを見つけてみて下さい