こんにちは
高津区二子新地「しなやかな心と身体で、快適な毎日」
Beauté Pilates Studio
ピラティストレーナーの向山敬子です
気が付けば夏ですね
コロナとの戦いでずっと耐える時間を過ごしていますが、そんな中でも自分なりに成長を感じられる日々を過ごしていきたいですね
秋にバレエの発表会を控えているNさん
身体のアンバランスを感じるということでオンラインのレッスンを受けられました
演技の中では右足で軸をとることが多く、右足股関節周りの詰まりを感じておられました
先ずは縮まっている部分を解し左右のバランスを整えてからエクササイズに入りました
最初に立ち姿勢を見ると上体が前に倒れており、バレエの動作でもやはり上体が前に倒れていて体幹を使えず強い足に頼ってやってしまいがちでした
そして目線は下がりがちで、運動している時には目線があちこちに行ってしまって定まらない癖が有りました
目線は頭や身体のポジションを決めるのに重要な役割を持っています
下を向けば身体は前に倒れ、上を向けば身体は反り易くなります
色んな方向を向けばその方向に身体が振られ、軸の安定した人でないと動きがふらついてしまいます
その関係も有り、背骨の上に真っ直ぐ頭が乗っかっていたいのですが、Nさんはその背骨のラインから首・頭が外れてしまうことが有りました
別に下向くのが悪いということでは無いんですけどね
どんな動きをしていても、基本的に
首や頭が背骨の延長線上に乗っていることが基本になります
頭が背骨の延長線上に有ることで肩周りがすっきり姿勢が美しくなり、効率的な動きにも繋がります
その為に目線が重要な役割をするんです
実際私もトレーニングをしている時にふと気がつくと下を向いていたり少し横を見ていたりすることが有るんですけどね
はっと気付いて修正します
目線を修正するだけで身体の芯が通ってすーっと真っ直ぐになった感覚になります
そしてよりピラティスの効果が高まり、普段の姿勢も良くなります
人を見る時に、目線が定まっている人は自信が有って堂々としている印象を受けますよね
舞台でも堂々としているパフォーマンスの方が惹きつけられます
Nさん、元々は筋力が強い方ではないのですが、トレーニングを重ねていくうちに徐々に強さが出てきて、時々芯の通った強くて美しいしなやかな動きをされる時が有りはっとさせられます
そんな時間を増やしていけたら良いですね
Nさんより
「 今日のバレエでは、いつもより軸がぶれずにターンできたように感じました 」
良かったです
秋の舞台では、芯の通った堂々とした演技を見せて下さることと思います
人は忘れる生き物です
日常生活では色んなことに気を取られ、いつも身体のポジションがどうとか構ってられないと思うんですよね
でもそうやって気づくことが大事だと思うんです
「 目線って大事! 」
ってことを時々思い出してみて下さい
ピラティスでずっと輝く
Beauté Pilates Stud