こんにちは
高津区二子新地「しなやかな心と身体で、快適な毎日」
Beauté Pilates Studio
ピラティストレーナーの向山敬子です
昨日のオンラインレッスンは
体操競技でオリンピック選手だったユカさん
選手時代に身体を酷使した代償が50代を過ぎて大きく身体にのしかかってきている
ちょっとでも気を緩めると即怪我に繋がる体操競技
その体操選手は、アンバランスな中で身体を操る為に体幹の安定力とバランス感覚が抜群
選手時代のユカさんです
美しいですね
体操選手は、身体全体を引き締めてコントロールする為に身体中が筋肉で覆われていて、ちょっとした体重の増減でも演技の出来が左右するという繊細なもの
それ程完璧に身体を操っていた人でさえ、年齢と共にそれは永遠ではなくなる
逆に競技の特性で偏った動きを繰り返していた為に、身体の一部分に負担をかけ続けていたのかもしれない
MRIで見たユカさんの腰の骨です
すべり症と脊柱管狭窄症を併発しているそうです
女子の体操競技選手が腰をぐいっと反ってポーズを取ったりしているのをテレビで見たことが有るかと思います
決して安全な動きではないですよね
スポーツ競技は、その競技を極める為に身体のバランスの為に悪いこともやります
選手時代には筋肉でカバー出来ていたことも、筋肉が落ちていくと共にアンバランスが強調されて傷害に繋がっていく
ユカさんも現在腰痛が酷く、坐薬や薬を服用しながら生活されているそうです
姿勢を見たら、骨盤は前に傾いた前傾ポジションで腰に負担をかけていました
選手時代から反るのが得意だった為か、背骨を真っ直ぐにしようとするとやはり少し反ってしまう
呼吸で息を吸う時も腰を反った状態になり背骨が不安定になっていました
常に少し背中に負担がかかっている状態だったんです
ピラティストレーナーとしてアドバイス出来ることとしては、姿勢から来る腿前の緊張を取ると共に背骨のポジションの確認と呼吸の入れ方、腰を少し丸めた状態で腹筋を使うことを中心に行いました
普段ピラティスでは背骨の柔軟性を上げることで関節などにかかる負担を軽減していくのですが、ユカさんのケースでは、背骨を緩めてしまうと不安定になるということでそれは難しく、また、仰向けから横向きうつ伏せなどの移動が辛いという状態だったので出来ることが限られていて私にとっても新たなチャレンジでした
ユカさんは、選手引退後もずっと運動やトレーニングは続けてらしたのですが、自分のことってなかなか客観的に見れないものですよね
ご自分の動きの癖や、痛みをカバーする為に続けてきたことで、更に痛みが出ていた可能性も有ります
若い時にがんがんスポーツされていた方は特に注意です
身体の使い方が上手なので、痛みが合ってもうまく騙しながらコントロールして動けたりする
それに我慢強いので、気がついた時にはかなり重症になってしまっていたりする
私はそんな、昔がんがんスポーツされていたアラフィフ女性の為に、何かお手伝い出来たら良いなと思ってます
最後に、、
ユカさんの素晴らしいところは、沢山の運動経験と知識が有るにも関わらず、私のアドバイスを素直に受入れ真剣に取り組む姿勢が、流石トップに行く人だなと感心致しました
初めてのピラティスも楽しんで頂けた様でよかったです
この、人から学ぶ姿勢は自分の可能性を広げるチャンスになると思うので、私もユカさんに習って素直な心を持ちたいと思いました
ピラティスでずっと輝く
Beauté Pilates Studio
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